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コールドドラフト現象の対策方法 – 暖房しても寒い部屋の原因

2023 3/19
パッシブデザイン・高気密・高断熱
2023年3月18日 2023年3月19日
コールドドラフト現象の対策方法 - 暖房しても寒い部屋の原因

暖房ガンガンなのに、足元がさむい!

冬になると足元から冷気がやってきて、底冷えする感覚がとってもつらいですよね?

冷たい空気は温かい空気よりも重いため、体よりも足元の方が寒くなりやすいです。

特に、「コールドドラフト」という現象が、足元を冷やす厄介者。

でも、しっかり暖房してるよ?

実はみなさんが想像するより、温度差のある空気というのは混ざりづらいんです。

この記事ではさらに詳しく、なぜコールドドラフト現象が起こるのか?どうやったら対策できるのか?という疑問にお答えします。

この記事の内容
  • コールドドラフトって何?
  • 簡単にできる対策方法
  • 根本的な対策方法

もう一軒家で暮らしてるよって人にも、これから家を建てる人にも役立つ知識だよ!

目次

コールドドラフトとは?部屋が底冷えする原因について

まずはコールドドラフトとはどのようなものがものなのか。どんなことが起こるのか説明します。

コールドドラフトとは?

コールドドラフトとは、冬場に暖かい室内の空気が冷たい窓ガラスによって冷やされ、その冷気が足元を冷やす現象です。

コールドドラフト現象とは?

まず暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ移動します。

家の中では窓が一番断熱性が低く、窓のそばの空気が外気でキンキンに冷えたガラスと触れあいます。
すると、窓で冷やされた空気が床面にひろがり、このような現象が起きます。

冷凍庫を開けると冷たい空気が床に広がるよね?
それが部屋全体で起こっているのがコールドドラフトです!

とくに、窓の断熱性が低い家ではコールドドラフトが発生しやすくなります。

部屋が底冷えする原因

コールドドラフト現象が起こると、部屋の下の方に冷たい空気の流れが生じます。この対流が「底冷え」の原因となり、足元が寒く感じるのです。

暖房をつけていても部屋が暖まらない、電気代ばかりがかさむ。このような場合はコールドドラフト現象が原因である可能性もあります

つまり、コールドドラフトを抑えることで底冷えをなくし、快適な住宅環境にすることができます。

コールドドラフトは、「底冷え」「電気代上昇の原因」
 → 解消すれば快適な住まいに!

すぐにできる対策方法で快適な部屋を実現する

窓の断熱性を高めてコールドドラフトを抑えて快適な住宅環境を手に入れる方法の例を集めました。

まずは簡単にできることを紹介します。

窓の断熱性を“簡単に”高める方法

  • 断熱カーテンで窓を覆う
  • ヒーターで窓際を温める
  • サーキュレーターで空気を循環させる
  • 断熱シートで窓を覆う
  • 隙間テープで窓周辺の隙間を埋める

断熱カーテンで窓を覆う

窓には厚手のカーテンを取り付けましょう。カーテンは窓と壁の間に空気を閉じ込め、外気の侵入を抑える効果があります。

カーテンを断熱性の高いものに変えるのが特に効果的です。

また、カーテンを床に届く長さにすることで、窓とカーテンの間に冷気を閉じ込めることができます。

断熱カーテンでなくても、厚手で床に届く長さのカーテンに交換するだけでも効果的です。

ヒーターで窓際を温める

暖房器具を利用することもコールドドラフト対策の一つです。

暖かい空気は軽く、上昇しやすい性質があります。暖房器具で部屋の空気が暖まると天井部分に集まっていきます。

一方で、冷えた空気は床面付近に集まってしまいます。この温度差が大きくなると、底冷えする過ごしづらい不快な部屋の出来上がり。

そのため、ヒーターを窓下に設置することで、窓から室内の熱が逃げるのを防ぐことができ、冷たい空気が床面に流れ込むのを防ぐことができます。

電気代がかかっちゃうのがデメリット

サーキュレーターで室内の空気を循環させる

サーキュレーターはその風で室内の空気を循環させることが目的です。

部屋の空気をかき混ぜることで天井と床の温度差をなくし、コールドドラフトの防止に役立ちます。暖かい空気は上に溜まり、冷気は下に溜まるため、サーキュレーターで効率的に空気を循環させることが大切です

暖房効率も上がるため、光熱費の削減にも役立ちます。

夏にも有効です

断熱シートで窓を覆う

窓やドアには断熱シートを貼ることで、窓の断熱性を上げることができます。断熱シートは窓を通して部屋の空気が冷えるのを抑えることができます。

断熱シートはホームセンターや100均でも購入することができ、低コストで対策が可能でです。

手軽にDIYができるのも魅力です。

ただ、見た目はよくない…

隙間テープで窓周辺の隙間を埋める

窓やドアに隙間がある場合は、隙間テープを貼ることで冷気が部屋に入ってくることを防ぐことができます。

隙間テープも100均などで手軽に入手できるため、対策しやすいです。

コールドドラフトの原因が隙間風である場合もあり、窓やドアの隙間に使用することで気密性を上げ、外気の侵入を防ぐことができます。

もともと隙間がない場合は改善効果は感じられないかもしれません。

コールドドラフトを根本から解消する方法とは?

コールドドラフトを根本から解消するためには、建物自体の断熱性を高めることが必要です。

一般的に、窓や壁、床などの断熱性が低い部分からコールドドラフトが発生することが多いため、その部分を改善することが大切です。

窓のリフォーム

窓リフォームで最も効果的な対策方法は、断熱性能の高い窓に交換することです。

断熱性能が高い窓は、ガラスの断熱性能や窓枠の断熱性能が優れているため、室内の空気が外の冷たい空気で冷やされるのを防ぎ、室内の温度を維持しやすくなります。

断熱性能の高い窓には、二重ガラスや三重ガラス窓などがあります。

二重ガラス窓は、二つの窓ガラスの間に空気層を設け、断熱効果を高めたものです。三重ガラス窓は、さらに空気層を増やしたものです。より高い断熱性能を持ちます。

また、窓枠もアルミ製、アルミ樹脂複合材、樹脂製などがあります。樹脂製の窓枠は断熱性能が高く、お手入れが簡単なためおすすめです。

断熱性の高い窓については別記事で詳しく解説しています。

関連 >> 断熱サッシの種類・構造とその効果

窓のリフォームには、窓をフレームごと交換する方法から、今ある窓ガラスにカバーをつけて二重化するお手軽な方法まであります。

イニシャルコストは10数万から場合によっては100万円以上かかりますが、ランニングコストはかからず省エネ効果もあるのでおすすめです。

また、窓のリフォームは国からの補助金もあるので、ぜひ活用しましょう。

▼ 窓リフォーム補助金詳細【公式サイト】

先進的窓リノベ事業【公式】
対象要件の詳細【補助金の交付申請】|先進的窓リノベ事業【公式】 先進的窓リノベ事業の「対象要件の詳細【補助金の交付申請】」のページです。

床暖房リフォーム

底冷えを防ぐためには、床そのものを温める床暖房を設置することも対策です。

空気の対流によって熱を分散させることなく、床全体を均一に温めることができます。このため、部屋全体を暖かく保ちながらコールドドラフトを防ぐことができます。

ただし、リフォーム費用が非常に高価なうえ、継続的に光熱費もかかります。

床暖房を入れる場合、建物自体を新築する段階で床暖房を導入することを検討した方が良いでしょう。

家づくりの設計段階にできる対策

建物自体の断熱性を高めることが、コールドドラフトを根本的に解消するための最も効果的な方法です。

そのため、家づくりの設計段階から、高気密・高断熱な家づくりを行うことが重要です。

高気密・高断熱な家づくり

高気密・高断熱な家づくりは、次のように作られた家です。

高気密

外気が室内に流入する隙間をなくし、室内の空気を外に逃がさないようにする

高断熱

窓・壁・床など「住宅と外との境界部分」の断熱性を高めて外気の影響を受けづらくする

エアコンやヒーターの使用量を減らすことができるため、省エネで環境にやさしく、家計の支出も抑えられます。また、部屋同士の温度差も小さくできるので、健康面でもメリットが高い家を作ることです。

確かに高気密・高断熱な家は施工費用が高くなります。
でも、それ以上のメリットが得られます!

関連 >> 高気密・高断熱住宅がこれからの標準! メリットとデメリットをあわせて紹介

コールドドラフト現象を対策して快適な家づくりをしよう

コールドドラフトは、部屋の底冷え感を引き起こす現象で、冬場に暖房をしていても寒い原因となります。

この記事では、カーテンを変えたらDIYで気軽にできる対策方法から、リフォームで根本的に改善する方法まで紹介しました。

また、これから家づくりをする人は、設計段階から高気密・高断熱な家づくりをすることで快適な家づくりをすることができます。

コールドドラフトを放置すると、健康被害やエネルギーの無駄使いといった問題が発生することがあります。

しかし、適切な対策を行うことで、快適な室内環境を実現することができます。

部屋の底冷え感に悩まされる方は、簡単にできることから試してみてください!

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